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No.3 能舞

およそ500年前に、和歌山県の熊野修験者によって下北に伝えられたと言われています。修験能を基調としながらも、猿楽(さるがく)や曲舞(くせまい)などの中世の諸芸能が取り入れられた演目が今も伝えられています。
その内容は鬼になった娘を修験者が祈祷によって救う「鐘巻」に代表されるような、典型的な修験能の流れを汲むものから、歌舞伎の影響を強く受けた武士舞、土地に根ざした道化舞など、30曲を超えます。
日本の演劇史上、極めて貴重な芸能であることから、
平成元年に国の重要無形民俗文化財に指定されました。
現在は、東通村13集落(大利、上田屋、鹿橋、石持、蒲野沢、野牛、岩屋、尻労、尻屋、砂子又、白糠、下田代、猿ケ森)で演じられており、正月には集落内を門付けして歩き、悪魔退散・家内安全のご祈祷を行います。
正月三ケ日と、小正月の夕方から深夜にかけては、各集落で能舞が披露されています。
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